きっかけは出産と1枚のチラシだった

トラック高価売却

結婚と同時に新居(賃貸or分譲ははそれぞれだが)に移る方が多い中、私たち夫婦は夫が独身の時に暮らしていた賃貸マンションにそのまま住むことにした。

 

駅近で買い物にも不自由せず、共働きには最高の立地だったからだ。

 

1LDKで多少手狭ではあったけれど、一生ここに暮らすわけではないしということで良しとした。

 

しかし暮らしていくうちに自分の時間をとりたがりなおかつ神経質な夫との距離感で衝突するようになり、「せめてもう一部屋あればなぁ」と思うようになった。

 

夫は基本的に慎重派で金銭的にも散財はしないタイプ。(よく言えば倹約家、悪く言えばケチ)
家を購入なんてなかなか考えるような人ではないし、私自身もあまりこだわりがなく賃貸で十分派。

ことあるごとに夫が気に入りそうな今より広い賃貸物件をネットで探して夫に見せていた。しかし引っ越すとなると何かと費用もかかるということで全く取り合ってもらえなかった。そんな状況の潮目が変わったのは結婚3年目を過ぎ、待望の第一子を妊娠、出産してからだった。

夫は夜勤があり、昼間しっかり寝なければならない時がある。日勤だと朝も早い。
だが乳児には関係ない。朝昼晩夜中、いつでも泣き叫ぶ。
特にうちの子供はよく泣く子だった。
今まで引っ越しについてはあまり前向きでなかった夫もさすがにゆっくり寝られる環境を得たいと思うようになっていった。
引越しを考えなきゃ、という言葉が出るようになってきた。
そんなある日のこと。
ある1枚の新聞の折り込みチラシによって、現在のマンションから徒歩圏内のところに新規分譲地が出来たことを知った。
チラシにはモデルハウスの写真が載っていた。なかなかカッコいい。
夫に何気なく見せたところ、「散歩ついでに現地を見てきて」と言う。
子供をベビーカーに乗せふらっと見に行った。
たまたま現地に分譲をしている会社の人がいたので話を聞いた。
帰ってから夫に報告すると、自分も今から見に行くという。
再度家族3人でまた現地に行き、モデルハウスを見せてもらった。
私も夫も実家はマンションのため、一軒家ならではの広々とした感じに感動した。
結局その分譲地を買うことはなかったが、これがきっかけで色々なモデルハウスを見に行くことになった。
一旦スイッチが入ったら止まらない夫は、モデルハウスでは自分の理想がイマイチ叶えられないと言い出し土地を見つけてくるに至った。
何事にもタイミングが存在するようで、たまたまローコスト注文住宅の営業マンと知り合いあれよあれよという間に間取りが出来、住宅ローンの審査が通り、土地の購入をしていた。
先日上棟したばかりでまだ引き渡されてはいないが、たまたまチラシを手に取ったあの日から半年と少しでここまできた。
去年の今頃は家を買うなんて全く想像していなかったのに。
人生何が起きるかわからないし、何がきっかけになるかわからない。
そう思う出来事となった。